中日・木下拓 同点3ランは中村コーチの一言のおかげ「フルスイングできた」

[ 2021年5月27日 19:19 ]

交流戦   中日―ソフトバンク ( 2021年5月27日    バンテリンD )

<中・ソ(3)>4回無死一、二塁、木下拓(右)は左越えに3点本塁打を放ち生還 (撮影・奥 調)
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 一振りで試合を振り出しに戻した。中日・木下拓が3点を追う4回に同点の5号3ラン。笠谷の145キロ直球をジャストミートし、左翼席へ運んだ。

 豪快なアーチの裏には尊敬するコーチの一言があった。1打席目、追い込まれてからバットを短く持つと、中村バッテリーコーチから「そんな小さいことをするな」と指摘を受けたという。

 2打席目は「バットを長く持って、フルスイングでいきました。まずは追いつけて良かった」と胸を張った。

 笠谷には3回までわずか1安打と抑えられていたが、4回は先頭・高橋周、阿部と2者連続でストレートの四球。制球を乱した相手左腕の隙を突いた豪快な一撃となった。

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2021年5月27日のニュース