厳戒…コロナ禍で開催の広島―西武戦 田中広はマスク着用で打席へ

[ 2021年5月27日 18:29 ]

交流戦   広島―西武 ( 2021年5月27日    マツダ )

<広・西(1)> 5回 1死 一塁ゴロに倒れる田中広 (撮影・成瀬 徹)
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 広島の田中広輔内野手(31)が、27日の西武戦で、マスクを着けたまま打席に立つ一幕があった。初回、先頭打者で打席に立つと、黒色のマスクを着用したまま、先発のダーモディと対峙し、二飛に倒れた。田中広は守備中もマスクを着けたまま臨んだ。

 広島は23日までに計12人の新型コロナウイルス陽性が判明。この日の西武戦は、菊池涼、鈴木誠ら11選手を欠く中での試合開催となった。

 一方の西武もこの日、源田の新型コロナウイルスへの感染が発表され、濃厚接触の疑いがある佐野、ニール、柘植、金子、木村、愛斗、熊代とスタッフ1名の計8名を球団の判断により、ベンチ入りから外す措置を取り、投手9人、野手10人の計19人で広島戦に挑んだ。

 両軍ともにコロナ禍となる異質な試合でもあった。

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