不振脱出や!交流戦初安打&マルチ 阪神・佐藤輝、ロッテ・佐々木朗撃ちへ決意表明

[ 2021年5月27日 05:30 ]

交流戦   阪神3-2ロッテ ( 2021年5月26日    甲子園 )

<神・ロ>2回2死、佐藤輝は交流戦初安打となる右前打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 阪神・佐藤輝は球界注目の佐々木朗との対決に向け、状態をグッと上げた。2回2死で岩下のスライダーをバットを折りながら右前に運び、交流戦初安打を記録。6回2死では2番手・横山の初球148キロ直球を右中間への二塁打とし、ロッテに圧力をかけ続けた。

 「修正を加えながら、ちょっと良くなってきたかなと思う」

 18日のヤクルト戦から9打席連続無安打の停滞を抜け、15日の巨人戦での3安打以来の複数安打に手応えをつかんでいた。月間打率・304にも上昇。「修正は感覚の部分。試合がないときも、練習で実戦を想定してやっていた」と前を向くことは忘れていない。

 7日のDeNA戦の4回に中川から10号を打って以来、11試合46打席にわたって本塁打は出ていないが、あとは角度をつけるだけ。佐々木朗との初顔合わせへ「いい投手というのは分かっている。やることは変わらない。自分のするべきことをするだけ」と決意を表明。力勝負では絶対に負けない。(鈴木 光)

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2021年5月27日のニュース