やられたらやり返す 「絶好調男」近本の適時打などで、阪神が3回に2点差を追いつく

[ 2021年5月16日 14:55 ]

セ・リーグ   巨人ー阪神 ( 2021年5月16日    東京D )

<巨・神(9)> 初回無死、左前打を放つ阪神・近本。投手・今村 (撮影・光山 貴大)
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 やられたらやり返す。2点を先制された直後の3回、阪神は今月絶好調の近本の適時打から同点に追いついた。

 先頭の中野が右前打で出塁し、続くアルカンタラが来日初打席で一塁線への犠打。好機で1ボール1ストライクから今村の内角シュートを右翼前にはじき返し、二走の中野を本塁に迎え入れた。

 「取られた後だったので、すぐに取り返すことができてよかったです。もっと援護できるように頑張ります」

 5月の月間打率は、試合開始前まで同僚の佐藤輝と並んでリーグトップタイの・378。1打席目も左前打を放つなど完全に本来の調子を取り戻している虎のリードオフマンは、マルテの遊撃への内野安打と失策が絡む間に、一気に一塁から同点のホームを踏んだ。

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2021年5月16日のニュース