勝てば02年ムーア以来や!阪神・アルカンタラ 16日巨人戦で初登板初先発

[ 2021年5月16日 05:30 ]

<巨・神>シャツで顔を覆うアルカンタラ(撮影・光山 貴大)
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 阪神の新外国人・アルカンタラが、16日の巨人戦で来日初登板初先発する。待望の1軍初マウンドに「興奮しています。初めての公式戦での登板ですが、うまくいくように願っています」と力を込めた。

 コロナ下で来日が遅れ、4月20日に2軍に合流。以降はウエスタン・リーグで2試合に先発し計10イニングを無失点と盤石の内容で準備を整えた。当初は14日に先発予定だったが12日の中日戦が雨天中止となったことで登板日が変わったが「変更の可能性があることも分かっていましたし、準備はしっかりとできました」と頼もしいコメントを残した。

 球団の新外国人がデビュー戦で巨人相手に先発するのは10年フォッサム以来で、勝てば02年ムーア以来となる。新たなスタートとなる2001試合目の伝統の一戦。「ミーティングや試合を見ながら勉強はしていました。ただ、自分のピッチングをするだけです」。同じ新助っ人のロハスが思うような結果が出なかっただけに、アルカンタラにかかる期待は大きい。韓国で昨季20勝を挙げた助っ人右腕がベールを脱ぐ。

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