DeNA・番長　新人監督ワーストタイ開幕6連敗「受け止める」、満塁被弾京山には奮起促す

セ・リーグ   DeNA3ー7広島 （ 2021年4月3日    横浜 ）

＜D・広＞5回2死満塁、坂倉（右）に左越え満塁弾を浴びた京山（撮影・島崎忠彦）
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　開幕6連敗を喫したDeNAの三浦監督は「（5回の）2死から4失点が痛かった。（打者への攻め方を）考える余地があった」と振り返った。1―2の5回、京山は2死無走者から連打で一、三塁とされ、松山に四球。続く坂倉に直球を左中間への満塁弾とされて試合の流れが決まった。

　今季のDeNAは2死からの四球が大量失点となるケースが目立つ。松山へ四球を与えた場面について、指揮官は「（満塁で）交代もあったが（過去7試合）ブルペンが頑張っている。京山に乗り越えてもらわないと」と続投を決断。救援では160キロ左腕エスコバーが来日できていない部分も響いている。

　60年には開幕6連敗からチーム初の日本一になったデータもあるが、指揮官は「結果をしっかり受け止める」とまずは現状打破を誓った。（大木　穂高）