トラッキーも飛んじゃうほどうれしい!? 阪神・ガンケル 防御率0・73でリーグトップ浮上!

[ 2021年4月4日 20:02 ]

セ・リーグ   阪神3-1中日 ( 2021年4月4日    京セラドーム )

<神・中>外野へ向かうため、トラッキーのぬいぐるみをポーンと投げるガンケル(左)(撮影・平嶋 理子)
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 来日2年目の阪神ジョー・ガンケル投手(29)が、4日の中日戦で先発し、6回1/3を3安打1失点と好投して、早くも今季2勝目。防御率0・73で広島・大瀬良(1・26)を上回り、リーグトップに立った。

 前回3月28日のヤクルト戦も6回無失点と好投したが、今回もナイスピッチング。4回には自らの野選や味方の失策も絡み、同点とされたものの、その後のピンチを落ち着いてしのぎ、勝ち越し点は許さなかった。昨年、先発未勝利に終わったとは思えない安定感だった。

 試合後のヒーローインタビューでは「良い選手たちが後ろで守ってくれるので、気楽に投げることができて、同点でしっかり抑えて、最後勝つことができてよかった」と感謝。6回の勝ち越しについても「本当にチームの勝利だと思う。後ろでしっかり守ってくれて、ピンチをしのいだ後に陽川選手が打ってくれて、マルテがしっかり走ってくれて、勝ち越すことができた」と、ナインの奮闘を称えるナイスガイぶりを見せた。最後に、ファンに向けては「タイガースファン、イツモ、アリガトウ」と日本語でメッセージ。トラッキーを“投げちゃった”ことはご愛敬として、虎党からは“もっと投げて”と登板を期待されそうだ。

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