中京大中京 24年ぶり決勝ならず 畔柳「体に力が入らない」と訴え降板

[ 2021年3月31日 16:02 ]

第93回選抜高校野球大会第10日第2試合 準決勝   中京大中京4-5明豊 ( 2021年3月31日    甲子園 )

<中京大中京・明豊>明豊に敗れ、ベンチ前に整列に向かう中京大中京・畔柳(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 第93回選抜高校野球大会第10日は31日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準決勝が行われた。第2試合では、中京大中京(愛知)は4-5で明豊(大分)に敗れ、24年ぶりの決勝進出はならなかった。

 中京大中京は、5点を5回に1点を返し、4点を追う6回1死二、三塁から加藤優翔が左前2点適時打で2点差。9回には1点差まで詰め寄ったが、及ばなかった。

 先発した背番号10の左腕・柴田青が4回途中まで投げ5失点。救援したエース畔柳亨丞は2回無安打無失点で降板し、7回から2年生右腕・大江嶺が登板した。

 試合後、高橋源一郎監督は「中盤まで粘っていってというプランだったが長打でつながれたのが痛かった」と肩を落とした。柴田の先発「畔柳の状態を考えて判断した。ただ、思ったより畔柳への継投が想定より早かった」と述べた。

 畔柳の交代機は「体に力が入らない状態と本人から申告があった。どの部分かはまだ確認できていない」と明かした。「大舞台で2人目、3人目の投手が投げられたのは大きい経験。夏へ打撃を強化したい」と語った。

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