「新しい」中日・鈴木が1013日ぶりの白星 サイドスローに変え制球向上「結果が自信になる」

[ 2021年3月31日 22:53 ]

セ・リーグ   中日5ー3巨人 ( 2021年3月31日    バンテリンドームナゴヤ )

中日・鈴木
Photo By スポニチ

 中日・鈴木が3番手で5回から登板。2イニング無失点に抑える好投で今季初勝利を手にした。

 「去年の夏からフォームを変え、覚悟を決めてやってきて、成績がついてきたことは嬉しいです」

 150キロを超す剛速球が武器の右腕が、右肘を少し下げたサイドスロー気味のフォームに転向。これが功を奏し、制球に安定感が増した。

 2イニング目の6回は2死二塁のピンチを迎え、梶谷にフルカウントまで粘られたものの、「去年までだと焦って力むことがあったが、比較的落ち着いていた」と一ゴロに打ち取り、ピンチを断った。

 白星は守護神を務めた新人時代の18年6月22日のDeNA戦以来、1013日ぶり。「結果がついてきたのはホッとするし自信になる。安心して見てもらえる投手になりたい」と勝利の方程式入りも狙う。

 今季は登場曲にL’Arc~en~Cielの「Driver’s High」を選んだ。アニメ「GTO」の主題歌で「大好きだった」といい、エンジン音に加え、PVにも車が使用され「わーっとくるので良いなと思った」と選曲理由を明かした。曲に負けないぐらいアクセル全開でシーズンを駆け抜ける覚悟だ。

続きを表示

この記事のフォト

2021年3月31日のニュース