東海大相模・石田 6連続含む15Kで3安打完封「内外角にしっかり直球を投げられた」

[ 2021年3月31日 12:48 ]

第93回選抜高校野球大会第10日第1試合 準決勝   東海大相模2―0天理 ( 2021年3月31日    甲子園 )

<天理・東海大相模>東海大相模の先発・石田(撮影・坂田 高浩)
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 第93回選抜高校野球大会第10日は31日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準決勝が行われた。第1試合では、東海大相模(神奈川)が2―0で天理(奈良)に勝利し10年ぶりの決勝進出を果たした。

 初回2死二塁から柴田疾の左前適時打で先制。9回2死三塁からは相手暴投で1点を加点した。投げてはエース左腕・石田隼都は、3回1死からの6連続を含む15三振を奪って3安打完封した。

 試合後、2試合連続完封の石田は「決勝に行けることはすごくうれしい」と言い、8回まで1点差だったことに「初回に点をしっかり取ってくれたので、それを守り切るっていう気持ちで投げました」と話した。6回1死三塁のピンチを無失点に抑えた場面は「絶対に抑えるという気持ちだった。きょうは、内外角にしっかり直球を投げられた」と振り返り、15奪三振には「アウトを取るってことで三振になったはとてもうれしい。投手で1番格好いいのは三振なので、それが取れてうれしい」と笑顔。26イニング連続無失点には「点を取られていないのはいいこと。決勝でも任されたイニングを抑えたい」と意気込んだ。

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