「らしさ」発揮のプロ初登板 5回2失点の阪神・伊藤将は粘り腰 矢野監督「“らしい”ピッチング」

[ 2021年3月31日 21:45 ]

セ・リーグ   阪神2ー4広島 ( 2021年3月31日    マツダスタジアム )

<広・神>初回を無失点に抑え笑顔でベンチに戻る阪神・伊藤将(撮影・大森 寛明)
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 プロ初先発を務めた阪神の伊藤将司投手(24)が、5回2失点の粘投を振り返った。

 「自分の中では変化球の高さだったり、そこをもう少し注意できたらいいなと思いました」

 8安打されながらも落ち着いた投球で広島打線に的を絞らせなかったが、変化球の制球に課題が残ったという。

 逆転直後の4回は、2死二塁から床田に適時二塁打を許し、「1番の反省点はそこだと思うので、投手でもしっかり低めに投げることを意識していきたい」と反省を口にした。

 矢野監督からも「落ち着いて投げられていたし。ヒットの数はある程度、それなりに打たれたけど、そんな内容的にはらしいピッチングができたと思います」と評価された。

 「緊張は少しあったんですけど、そこは自分のメンタルの話なので。そこはしっかり整理して投げるというのを次の登板に生かしていきたい」。初登板での収穫を生かし、さらなる成長を目指す。
 

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2021年3月31日のニュース