内田篤人氏 初の甲子園に驚き「広いですね~」 準決勝“欠場”天理の達投手にエール

[ 2021年4月1日 00:25 ]

サッカー元日本代表の内田氏
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 元サッカー日本代表の内田篤人氏(33)が31日、テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜後9・54)のスポーツキャスター就任後初出演。初の甲子園での生観戦に「広いですね~」と興奮。ケガの影響でマウンドに上がれず準決勝で敗れた天理のエース達孝太投手に対し「僕もけがをたくさんしてきましたから気持ちは分かります」とエールを送った。

 新コーナーの「内田@」第1回ではテーマを【センバツ高校野球】として生まれて初めて甲子園へ。「部活動僕もしてましたから、高校生たちのキラキラしたプレーを見られるんじゃないかと楽しみです」と語り、球場へ到着すると「広いですね~。やっぱり球場いい。サッカーもそうですけど、何かワクワクしますね」と少年のように目を輝かせた。

 この日は準決勝2試合が行われ、第1試合で東海大相模(神奈川)が天理(奈良)を2―0で下し決勝進出。東海大相模の先発・石田が6回2死三塁のピンチを三振で切り抜けると「しのいだ~。頑張りましたね。流れが良くない時に頑張れるのは大事ですよね~何事も」と興奮を隠せず。試合終了後に9回完封した石田について「ナイスピッチングでしたね」とコメント。「サッカーとスポーツ違いますけどやっぱり球場で見る、スタジアムで見るスポーツってやっぱりいいですね」と初の甲子園での生観戦を喜んだ。

 スポーツキャスターとして初めての取材について感想を求められると「年末の高校サッカーは無観客でお客さんが入れなかったんですけど、今日はお客さんも入ってましたし、やっぱり親御さんが自分の子供のプレーを見られるのはいいなって思いましたね」と2児の父としての顔をのぞかせた。

 さらに「天理のエースの達投手が脇腹を痛めていたみたいで、将来性があることっていうことで僕もけがをたくさんしてきましたから気持ちは分かります。頑張ってほしいと思います」とエール。自身も現役時代ケガに苦しんだだけに、マウンドに上がれなかった若きエースの気持ちを思いやった。

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2021年3月31日のニュース