巨人 岡本2発でヤクルトに快勝 坂本は偉業に王手 ヤクルトは村上意地の2打席連発も及ばず

[ 2020年11月7日 20:54 ]

セ・リーグ   巨人6―2ヤクルト ( 2020年11月7日    東京D )

<巨・ヤ>5回無死、小川(右)から2打席連続のソロ本塁打を放ち、ベースを1周する岡本(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 巨人は主砲・岡本和真内野手(24)が30号、31号と2打席連続本塁打で4打点を叩き出す活躍を見せ、2年連続最下位が決まっているヤクルトに6―2で快勝。連敗を2で止めた。連勝を逃したヤクルトは再び借金が今季ワーストタイの28となった。

 巨人は3回、岡本が先発右腕・小川から左中間スタンド上段に3ランを放って先制すると、3―0で迎えた5回には岡本が再び小川から2打席連発となる31号ソロを今度は右中間スタンドに放って4点リード。4―1で迎えた8回には代打・石川の右越え2号ソロと坂本の遊ゴロで2点を加えて逃げ切った。

 なお、岡本は10月31日のヤクルト戦(東京D)で5回に小川から勝ち越し29号3ランを放っており、29号、30号、31号と3発連続で小川からマーク。24歳では1996~98年の松井秀喜(巨人=22~24歳)以来22年ぶりプロ野球5人目となる3年連続30本塁打を達成し、初の打撃タイトル獲得となる本塁打、打点部門の2冠獲りに大山(阪神)と3本差、10打点差と突き放した。また、坂本は3回に1999安打目となる左前打を小川から放ち、通算2000安打に王手をかけている。

 ヤクルトは先発右腕・小川が岡本に2発を浴び、5回8安打4失点で降板。0―4で迎えた7回に主砲・村上が9試合ぶりとなる27号ソロ、1―6で迎えた9回には2打席連発となる28号ソロを放ったが、得点はそれだけだった。

続きを表示

この記事のフォト

2020年11月7日のニュース