ソフトバンク・工藤監督 CS直前までベンチ入りメンバー熟考へ

[ 2020年11月7日 05:30 ]

ソフトバンクの工藤監督
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 ソフトバンク・工藤監督が、14日から始まるクライマックス・シリーズ(CS)に向け、直前までベンチ入りメンバーの選考を行う意向を示した。今季最終戦となる9日の西武戦(ペイペイドーム)から中4日。「少し時間はあるので(2軍から)練習の中で呼びたい選手を呼んで、シート打撃か紅白戦で見ていきたい」と話した。

 3年ぶりのリーグ優勝を決めても、チームに気の緩みはない。今季はパ・リーグのみ開催されるCSを勝ち抜かなければ、4年連続日本一の目標は達成できない。1勝のアドバンテージがあるとはいえ、短期決戦は何が起こるか分からない。だからこそ、優勝後も主力をスタメンで起用し、コンディションを落とさない戦いをしてきた。優勝翌日から6勝2敗の内容に、指揮官は「みんなが次のCSを考えてくれている。チームとしていい状態だと思う」とナインの集中力に目を遅める。

 そんな中、7日のファーム日本選手権に出場する2軍選手も呼び寄せ、最後は実戦形式の練習でメンバーを絞り込む。緊張感のある中での登板、打席での動きを確認し、ベストな布陣でポストシーズンに乗り込むことが狙いだ。

 西武、ロッテがし烈な2位争いをする中、「どっちが来てもいいように、相性や防御率、近々の試合を含めて、いろいろなデータを出してもらって、つくってあります」と工藤監督。先発ローテーションなど、相手チームによって臨機応変に起用する準備も進めている。

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2020年11月7日のニュース