阪神・能見 同学年の広島・石原慶と全球直球の真っ向勝負

[ 2020年11月7日 16:20 ]

セ・リーグ   阪神―広島 ( 2020年11月7日    マツダスタジアム )

<広・神24> 8回無死一塁、右飛に倒れ、最後の対戦相手となった能見にあいさつする石原慶(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 今季限りで阪神を退団する能見篤史投手(41)が8回無死一塁から2番手として登板。この試合が引退試合の広島・石原慶と真っ向勝負を繰り広げた。

 矢野監督が前日の全体練習後に「そうしたいなと思っている。絶対やると言ってできないことになっても困るから。気持ちはある」と示唆していた通り、同学年対決が実現。マウンドに上がった瞬間に大粒の雨が降りしきる中、能見が投じたのは全5球とも直球。カウント1―2から145キロ直球で右飛に打ち取った。

 試合前には藤川と共に花束を贈呈し、3人で記念撮影を行っていた。石原慶を打ち取ったところで矢野監督は、エドワーズにスイッチ。阪神のユニホームでは最後の広島での登板を終えた背番号14にも、盛大な拍手が注がれた。

続きを表示

2020年11月7日のニュース