巨人・岡本、9戦ぶり25号!再び単独2冠 インタビュアーのタイトル獲り質問は「まあまあ」といなす

[ 2020年10月8日 21:56 ]

セ・リーグ   巨人9―7DeNA ( 2020年10月8日    東京D )

<巨・D>投打のヒーロー岡本(左)とサンチェスはお立ち台で笑顔を見せる (撮影・森沢裕)
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 巨人の主砲・岡本和真内野手(24)がDeNA戦(東京D)の初回に9試合ぶりの一発となる先制25号2ランを放つなど3打点の活躍。チームの2年連続シーズン勝ち越しを決め、優勝マジック14とする勝利に貢献した。

 「4番・三塁」で先発出場した岡本は0―0で迎えた初回、2死二塁で入った第1打席で今季初の中5日となったDeNAの先発右腕・井納が投じた3ボール1ストライクからの5球目、真ん中低めの148キロ直球を右翼スタンドへ叩き込んだ。岡本の本塁打は9月30日の広島戦(マツダ)で塹江から左中間へ放って以来9試合ぶりとなる今季25号。今月5日の阪神―巨人戦(甲子園)では阪神・大山悠輔内野手(25)が巨人先発右腕・桜井からバックスクリーンへ24号2ランを放ち、自身の目の前で並ばれていたが、再び単独トップに立った。

 試合後のお立ち台に上がった岡本は「何とかサンチェスに先制点をあげたかったので、打てて良かったです」といつも通り淡々。低めの難しいボールをスタンドへ叩き込んだが「そういうのは特にあんまり。自分が打てると思ったら打ちにいくんで、打てて良かったです」と振り返った。

 これで25本塁打、76打点。ともにリーグ単独トップでタイトル獲得に期待は高まる一方だが、「まずは1試合1試合しっかり勝ちに貢献できるように頑張りたいなと思います」と岡本。インタビューから「ファンの皆さんは優勝、そして岡本さんにタイトルを獲ってほしい、そんな思いもあると思いますがどうでしょう?」と水を向けられると「いや、まあまあ」と制した上で「しっかり1試合1試合頑張ります」といなしていた。

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