阪神 島本も才木も今季絶望の可能性 全体練習欠席し検査受けた模様

[ 2020年10月8日 05:30 ]

阪神の才木
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 開幕から2軍で調整してきた阪神の島本浩也投手(27)と才木浩人投手(21)が、今季絶望となっている可能性が高くなった。島本は昨秋に手術した左肘の状態が上がっていないようで6月23日のウエスタン・リーグのオリックス戦を最後に実戦登板していない。

 一度はノースロー調整を経て8月にブルペン投球を行えるまでに回復したものの、そこから進展せず現状では復帰のプランは白紙の状態と言える。昨年、自己最多63試合に登板し防御率1・67と飛躍を遂げ、今季中盤以降の昇格を目指していたが、1軍登板なしの結果に終わりそうだ。

 才木は9月6日の同・中日戦で先発し6回を投げて以降、マウンドに上がっていない。昨年から右肘痛を抱えており、リハビリを経て復帰したものの、再発している可能性がある。18年に6勝を挙げた有望株も4年目で初めて1軍登板なし、と悔しい1年となる。

 2人はこの日、鳴尾浜球場の全体練習には参加せず、球団広報によれば検査を受けたもよう。患部の状態を詳細に確認し、今後のリハビリ方針を決めることになりそうだ。

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