広島 5~7番で適時打6本 会沢逆転二塁打 長野は2本 堂林は3本 1桁借金は17日ぶり

[ 2020年10月8日 05:30 ]

セ・リーグ   広島9-3阪神 ( 2020年10月7日    マツダスタジアム )

<広・神(19)>5回2死一、二塁、会沢は右翼線に逆転の2点適時二塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 広島は適時打7本のうち6本を5~7番が放ち、逆転で今季初の4連勝を決めた。3人とも変則右腕の青柳と対した前夜はベンチスタート。先発に戻り、いずれも勝負強い打撃で貢献した。

 会沢は1点を追う5回2死一、二塁で初球から2球続いた岩田の低めを逆方向へ。「前の打席で打ち取られていたので何とか打てて良かった。遠藤が頑張ってくれていた。そこが一番」。右翼線への二塁打で逆転した。

 長野は適時打2本を含む3度目の猛打賞だった。先制された直後の2回無死一、二塁から中前へ運び、「まっちゃん(二塁走者の松山)が還って来られるところに落ちてくれた」と笑顔。7回1死三塁でも右前へはじき返して突き放した。堂林はすべて適時打で7度目の猛打賞を記録した。2回は「つなぐつもりでいった」と高く跳ねて三塁頭上を越える同点打。5、8回は鋭く三遊間を破った。

 佐々岡監督も「長野と堂林が大きな役割をしてくれた」と称賛。17日ぶりに1桁借金へ戻し、「連勝はいいこと。借金を一つずつ返せるように頑張っていく」と前を向いた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年10月8日のニュース