NPB 8月末まで現状の観客上限5000人維持へ 政府分科会の意見受け23日協議

[ 2020年7月23日 05:30 ]

 プロ野球は23日、臨時の実行委員会を開き8月以降の観客数について協議する。政府の分科会の意見を受け、西村康稔経済再生相は22日、イベント開催制限の緩和を当面見送り、8月末まで現状の上限5000人を維持する考えを示した。日本野球機構の井原敦事務局長は「政府指針に従うことが大前提。方針変更があれば、指針通りに興行を続けることの確認になると思う」と話しており、政府の指針に倣い8月末まで上限5000人を維持する見通しだ。

 西武と楽天はこの日、8月も観客の上限を5000人で維持すると発表した。西武は本拠での8月の全試合が対象で、楽天は4日からのソフトバンク6連戦。既に日本ハム、巨人なども8月以降も当面は上限5000人を維持する方針を示している。

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2020年7月23日のニュース