阪神・原口、実戦復帰後初安打 大腸がんからの復活へまた一歩前進

[ 2019年5月9日 13:49 ]

<ウエスタン神・中>2回無死、原口は中前打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 大腸がんからの復活を目指す阪神・原口文仁捕手(27)が9日のウエスタン・リーグ、中日戦(鳴尾浜)で、術後初めて「5番・DH」で先発出場。第1打席に実戦復帰後初となる中前打を放った。

 代打起用され実戦復帰した前日8日の同戦から2試合目で、原口が復帰後2打席目で早くも快音を響かせた。先頭で迎えた第1打席の2回だった。中日の2番手・ルーキーの垣越と対峙(たいじ)。1ストライクからの2球目、外角のカーブをうまく捉えて、中前へはじき返した。

 原口は今年1月24日に大腸がんを患ったことを発表し同31日に手術。その後は慎重にリハビリを続け、7日から2軍本隊に合流。前日8日の同戦では8回に代打起用され実戦復帰。試合後は客席のファンに向けて、「やっぱり野球は楽しいですね。最高です」と笑顔で話していた。

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2019年5月9日のニュース