T―岡田、笑顔なき1000安打 オリ借金8 榊原8回1失点も見殺し

[ 2019年5月9日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス0―1日本ハム ( 2019年5月8日    札幌D )

5回無死一塁、T-岡田は通算1000本安打を達成(撮影・高橋茂夫)
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 オリックス・T―岡田には笑顔なき通過点となった。自身初対戦の金子に対して「見ていて気持ちが入っていたと思った。負けないようにいこう」と打席に立ち、5回の右前打が通算1000安打。「会心の当たりではなかったが、抜けてくれた。(14年目での到達に)やっとという感じです」。ただし、今季6度目の零敗に、もちろん喜びはなかった。

 先発の榊原は「完投するつもりで投げていた」と8回1失点ながら黒星。これで5試合連続クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)ながら、1勝3敗と勝ち星に恵まれない。西村監督は「打てないなら、それ以外のことをきちんとやらないと」と、5回の若月の犠打失敗や8回の後藤の走塁死などを例に挙げて苦言。4連敗で今季ワーストを更新する借金8となった。

 ▽通算1000安打 8日の日本ハム7回戦(札幌ドーム)の5回に金子から右前打を放って達成。プロ野球296人目。初安打は06年8月18日の楽天戦で山村から。

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2019年5月9日のニュース