阪神・岩田、快投一転…痛恨の危険球退場「申し訳ない」

セ・リーグ   阪神7―7ヤクルト （ 2019年5月8日    神宮 ）

6回2死、青木への投球が頭部死球となり、あ然とする岩田（撮影・坂田　高浩）
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　快投劇が1球で終わった。6回2死まで無失点投球を続けていた阪神先発の岩田が、青木に頭部死球を与えてしまった。セ・リーグでは今季3人目となる危険球退場処分。試合後、球団広報を通じて謝罪した。

　「抜け球になってしまった。申し訳ないです」

　青木がマウンドに詰め寄ったことで両軍ナインがベンチを飛び出し、一色触発のムードに。両軍に警告試合が宣告された。実は昨年8月19日の同カードでも岩田が青木に頭部死球を与えて退場処分になっており、深い因縁があった。

　「全体的に、低めをついた自分らしい投球ができた」と振り返ったように、結果は5回2／3を4安打無失点だった。4試合で防御率は1・30。抜群の安定感と反省を胸に次回登板に備える。