阪神「若林忠志賞」に北條 1年目からの社会貢献活動を評価

[ 2018年11月14日 15:39 ]

 阪神は14日、本年度の第8回若林忠志賞に北條史也内野手(24)を選んだと発表した。

 北條は光星学院(現八戸学院光星)からドラフト2位で入団した2013年から毎年シーズンオフに障害者入所施設や母子医療施設への訪問を続けている。

 大阪・堺市出身で、昨年は12月22日、地元にほど近い大阪母子医療センター(大阪・和泉市)のクリスマス・パーティーに出席していた。

 球団では「社会貢献活動に取り組む姿勢はプロ野球選手の模範として良き手本となり、今後のより積極的な活動に期待する」として表彰した。

 北條には規定により、賞金100万円と活動を支援する資金100万円が贈られる。授与式は21日の球団納会で行われる。

 若林賞は、社会貢献活動やファンサービスに取り組み、野球人として優れた見識を持つ選手を表彰する制度として2011年に制定。球団創設期からの投手で監督も務めた若林忠志氏(1908―65年)の功績をたたえ、意思を継承する意味で命名された。これまでの受賞者は11年の第1回から桧山、藤川、岩田、久保田、鳥谷、能見で、昨年は該当者なしだった。(内田 雅也)

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