またまた“甲斐キャノン”発動 盗塁阻止10割 60年ぶり3戦連続刺

[ 2018年10月31日 10:00 ]

SMBC日本シリーズ2018第3戦   ソフトバンク9―8広島 ( 2018年10月30日    ヤフオクD )

<ソ・広>初回1死一塁、丸(右)が三振し、二盗を狙った一走・田中を刺す甲斐(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 いきなり「甲斐キャノン」が発動した。初回1死一塁で丸から空振り三振を奪い、ソフトバンクの捕手・甲斐が二盗を試みた一走・田中を刺して三振併殺。

 第1戦の上本、第2戦の鈴木に続き、シリーズでは60年ぶりとなる3試合連続刺だった。今シリーズの盗塁阻止率は10割を維持。「仕掛けてくると思って準備はしています」と冷静に振り返っていた。

 《60年ぶり2人目》甲斐(ソ)が初回に田中の二塁盗塁を阻止。第1戦上本、第2戦鈴木といずれも二盗を阻止しており、ここまで許盗塁0で3者連続盗塁刺。シリーズ3者以上の連続盗塁刺は15年中村(ヤ=3者連続)以来で、許盗塁なしだと58年藤尾(巨)が4者連続で記録して以来60年ぶり2人目だ。なお、同一シリーズで捕手の最多盗塁刺は52年広田(巨)の6だが、甲斐はどこまで伸ばすか。

続きを表示

2018年10月31日のニュース