立正大・伊藤裕V望み弾 前日はV打 ドラフト候補が猛アピール

[ 2018年10月18日 05:30 ]

東都大学野球   立正大4―3中大 ( 2018年10月17日    神宮 )

8回に2ランを放った立正大の主将・伊藤裕
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 2回戦3試合が行われた。立正大はドラフト候補の4番・伊藤裕季也内野手(4年)の2ランなどで競り勝ち、中大に連勝。勝ち点を3とし、優勝に望みを残した。亜大は駒大を3―2、東洋大も国学院大を3―2で下し、いずれも1勝1敗となった。

 プロ入りへ猛アピールが続く。2―0の8回2死二塁。立正大の4番・伊藤裕は左翼席上段へ2ランを放った。スライダーを狙い打ちし、リーグ戦通算7本目をマークし「本塁打は少し狙っていた。打った瞬間に入ると思った」。前日の第1戦で放った決勝打に続き、勝負強さを発揮。中大に連勝し勝ち点を挙げ、優勝に望みを残して全日程を終えた。

 ドラフト候補に挙がる主砲のプロでの目標は「打点、本塁打、盗塁の3冠。ロッテの井口監督のような選手になりたい」。大学日本代表の経験などでスカウトの間では「打てる二塁手」として評価が上昇している。視察したDeNA・武居邦生スカウトも「チーム事情によっては上位に入る。井口さんと比べると守備、走塁にはまだまだ課題があるけど、打撃は良いものを持っている」と話した。 (武田 勇美)

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2018年10月18日のニュース