中日 退任のコーチ陣があいさつ 森脇氏「森監督と一蓮托生」 近藤氏「責任を取らないと」

[ 2018年10月18日 10:56 ]

ナゴヤ球場で退任のあいさつを行った森脇野手チーフコーチ
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 今季限りでの退任が発表された中日の森脇浩司野手チーフコーチ(58)が18日、ナゴヤ球場を訪れ、秋季練習中の選手たちに退任のあいさつを行った。

 森脇コーチは森監督が就任した昨季、参謀役として中日入り。しかし、2年連続5位と結果を残すことができず、森監督の退任に伴い、「森さんの力、ドラゴンズの力になるために全力を尽くす形でやってきたが、監督が退任されるので一蓮托生です」と自身もユニホームを脱ぐ決意を固めた。

 ソフトバンクでコーチ、オリックスでは監督を務めるなど、豊富な指導経験を持つ森脇コーチは選手たちに「年齢を問わず、2年で成長を見せてくれた。今年晴らせなかったものを来季こそ晴らしてくれると期待を持っている」と話した。

 また、同じく今季限りで退任する近藤投手コーチは「責任を取らないといけないと自分の中で十分に感じていた」と謝罪。チーム防御率4・36はリーグワーストで「若い選手を使いながらとやってきたが、中々上手くいかなかった」と振り返った。

 森脇、近藤両コーチに加え、球団はこの日、土井正博打撃コーチ(74)、長嶋清幸外野守備走塁コーチ(56)、朝倉健太投手コーチ(37)の計5コーチと来季の契約を結ばないことを発表した。

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