マー君7回4失点で5敗目 5年連続2桁勝利へ5戦足踏み 日米通算2000奪三振到達も

[ 2018年8月28日 10:38 ]

ア・リーグ   ヤンキース2―6ホワイトソックス ( 2018年8月27日    ニューヨーク )

ホワイトソックス戦に先発したヤンキースの田中(AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(29)が27日(日本時間28日)のホワイトソックス戦に先発。5年連続の2桁勝利を懸けてのマウンドだったが、7回を投げて10安打4失点の内容で5敗目(9勝)を喫した。

 序盤の3回を無失点とした田中は4回に先頭から二塁打と内野安打、そして死球で無死満塁のピンチ。しかし、ここから5番・デービッドソンと6番・ナルバエスを連続で空振り三振、さらに7番・モンカダを遊ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 すると、ヤンキースはその裏にトーレスの2ランで先制。勝利投手の権利が懸る5回を無失点とした田中だったが、6回は1死から2本の内野安打と四球で再び満塁のピンチ。この場面でモンカダに同点となる2点適時二塁打を浴びると、続くデルモニコの犠飛で逆転された。

 7回もマウンドに上がった田中は先頭からの2連打で4失点目。2―4とビハインドの8回からは2番手・ケインリーがコールされ、球数98で交代となった。

 田中は7月31日のオリオールズ戦で9勝目。その後は4試合の登板で白星がなく、これが5年連続の2桁勝利に王手を懸けてから5試合目のマウンドだったが、またしても10勝目を目前にして足踏みとなった。

 また、田中は1回に3番A・ガルシアからこの日2つ目の三振を奪って、日米通算奪三振は2000に到達した。

 試合は9回にも2失点したヤンキースが2―6で敗戦。打線は3安打と沈黙し、3失策と守備も乱れ、連勝は4でストップした。

 ▼田中の話 6回はしっかり自分で抑えるという気持ちが強すぎた。ちょっと力んでしまった。最初の満塁のピンチ(4回)はいいエネルギーを持って、ボールもコントロールできた。

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