西武・十亀 2段効果で6回1失点 フォーム変更の成果顕著

[ 2018年3月21日 05:30 ]

オープン戦   西武0―0ロッテ ( 2018年3月20日    メットライフD )

6回途中1安打無失点の好投を見せた十亀
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 だんだん、よくなっています!西武・十亀が7回2死まで1安打無失点の好投を見せた。「自分としては満足していない。ただ、5、6回は自分の思ったようなピッチングができたと思う」。140キロ台の直球と緩いカーブを有効に使った。

 春季キャンプから2段モーションにフォームを変更。「右足にしっかり乗ってから踏み出せる。力をうまく伝えられるように意識している」という成果は顕著だ。制球が安定し持ち前の打たせて取る投球に磨きがかかった。1奪三振ながら、わずか65球。前回登板だった13日の中日戦の5回を53球で3安打無失点に続き、課題の球数減につなげている。「長いイニングを投げてこその先発。中継ぎを休ませるのも先発の仕事。そこを去年は雄星(菊池)だけがやっていた」と先発の柱の一角としての自覚も口にした。

 開幕2カード目、本拠地開幕戦の4月3日のソフトバンク戦(メットライフドーム)の先発が確定的。辻監督も「ずっと順調に来ている」と期待した。(春川 英樹)

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2018年3月21日のニュース