清宮、重症だった…症状改善も体重5キロ減 退院今週末に延期

[ 2018年3月21日 05:30 ]

日本ハムの清宮
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 腹膜炎でチームを離脱している、日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)が、早ければ今週末に退院することが決まった。当初予定されていた15日の退院が、大幅にずれ込んだ形だ。

 12日の入院後、抗生剤の点滴治療を受けて症状がほぼ改善し、検査数値も良化。この日から初めておかゆをペースト状にしたもので口にし、病院内でバイクをこぐなどの運動も再開した。毎日行っている検査結果が問題なければ、今週末に退院できるという。

 谷一郎ヘッドトレーナーによると、食事を取れなかった9日間の入院生活で102キロの体重がすでに5キロも減少。症状は決して軽くなかったが、「本人はもの凄く元気」だという。「少しそういう(盲腸の)症状もあったけど、ほとんどは腹膜炎という医師の見立て。(手術の)可能性もあったかもしれない」とも明かし、最終的には医師の判断で手術を回避したようだ。

 週明けの26日にも1、2軍のどちらかに合流する見通しだが、本格的な練習再開について谷トレーナーは「退院してから実際の動きを見てからになる。何日でこれにいきますというのは今の段階ではわからない。おなかの問題なので慎重に…」と話した。

 清宮の試合復帰時期について、栗山監督は「決めていない」と言う。30日の西武開幕戦(札幌ドーム)出場は絶望的だが、「最後まで可能性は探る。何が起こるかわからないのがファイターズらしくていいだろ。いきなり開幕戦でスタメンに名前が連なってたら楽しみだろ」と最後まで見極める考えだ。

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2018年3月21日のニュース