大阪桐蔭・根尾 史上初2年連続胴上げ投手へ「とにかく勝つ」

[ 2018年3月17日 05:30 ]

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春連覇へ気合の入る大阪桐蔭の(左から)根尾、柿木、藤原
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 昨春の選抜で胴上げ投手になった投打二刀流の大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)が史上初の快挙を成し遂げるかもしれない。過去の春連覇校は1929、30年の第一神港商(兵庫)と81、82年のPL学園(大阪)の2校のみ。2年連続で胴上げ投手になれば、史上初のケースだ。

 「個人目標は特にありません。とにかく勝つ。そのための守備、打撃をその場その場でこなすだけです」

 高校通算21本塁打、投げては最速148キロを誇る今秋ドラフト1位候補は静かに闘志をたぎらせた。11日の美来工科(沖縄)戦に先発し、7回3失点。上々の試運転に期待は膨らむ。

 昨春の甲子園は2試合計3イニングを投げ、防御率は0・00。「柿木を支えたいし、柿木よりいいピッチングがしたい」と話す背番号6が投打でフル回転すれば、36年ぶりの偉業は現実味を帯びてくる。(吉仲 博幸)

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2018年3月17日のニュース