インディアンス「先住民族」ロゴ外す 以前から人種差別の声

[ 2018年1月31日 05:30 ]

インディアンスのロゴマーク(AP)
Photo By スポニチ

 大リーグのロブ・マンフレッド・コミッショナーとインディアンスは29日、来季のユニホームから「先住民族の長」をあしらったロゴを取り除くと発表した。人種差別的だとして廃止を要求する運動が度々起こっていた。球団側と話し合いを続けてきたコミッショナーは「これ以上、グラウンドでそのロゴを使うのは適切ではないという私の姿勢に、最終的に同意してくれた」と謝意を示した。

 球団は当面、本拠地クリーブランドの頭文字「C」を主要なロゴとして使用。チーム名を変更する予定はない。イ軍は16年にワールドシリーズに進出した際、コミッショナーからロゴを使用しないように求められた経緯もある。また、弱小球団が強豪へと成長を遂げる姿を描いた映画「メジャーリーグ」のモチーフとなったことでも知られる。

続きを表示

2018年1月31日のニュース