阪神ロサリオ“初打ち”&“初投げ” 同僚と「もっと仲良くなりたい」

[ 2018年1月31日 05:51 ]

阪神・ロサリオ
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 阪神の新外国人、ウィリン・ロサリオ内野手(28=前韓国ハンファ)が30日、甲子園室内練習場で来日後初めて打撃練習に取り組んだ。31日のキャンプ地・沖縄入りを前にした試運転で、2月1日の初日へ向けた準備に余念がなかった。

 来日から3日目も報道陣の目には触れない室内練習場で精力的に動いた。球団関係者によれば、“初打ち”では5球ずつを1セットとして左右の打撃投手の投球を交互に打ったという。数セットを重ね、合計で70球程度を数えた。

 練習の最初には捕手の岡崎とのキャッチボールで肩慣らし。同じドミニカ共和国出身のドリスも訪れていた中、日本人選手を相手に“初投げ”したことからも新天地に溶け込もうとする心意気がうかがえる。

 「まだロッカーにいた数人としか話をしていない。これからもっと仲良くなっていきたいね」

 最後は短距離の軽いダッシュで約1時間の自主トレを終了。午後2時過ぎに帰途に就いた。入団会見、球場見学とメディカルチェック、自主トレを3日間で済ませ、心は春季キャンプへ――。きょう31日に向かう沖縄は不慣れなどではなく、むしろ懐かしい場所だ。

 「ハンファで2回行っている。また戻ることができてうれしい。楽しみだよ」

 昨季まで2年間在籍した韓国ハンファも春季キャンプを沖縄で実施。沖縄本島南部の東風平(こちんだ)が拠点だった。同じ2月1日からスタートしていて気候など環境面での戸惑いは少ない。メジャー通算71発を誇る新大砲が自慢の強打を披露する時が近づいてきた。

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2018年1月31日のニュース