阪神ドラ1馬場、全球種解禁!初バッテリー坂本も高評価

[ 2018年1月31日 05:53 ]

馬場は沖縄入り後、初投球練習を行った
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 南国で制限解除だ。阪神のドラフト1位・馬場皐輔投手(22=仙台大)が30日、先乗り合同自主トレ2日目にして初のブルペン入り。沖縄の青空の下、剛腕のもう一つの魅力である多彩な変化球を全球種解禁させた。

 「キャンプに入ったらストレートの練習ができるんで。きょうは自分の確認程度にいろいろ投げました」

 “初バッテリー”となった坂本相手に変幻自在の投球術を披露した。鳴尾浜球場での新人合同自主トレではカーブ、スライダーを投げていたが、この日はカットボール、チェンジアップ、縦割れのスライダー、2種類のスプリットなども次々と試投。23球中、変化球は13球を数えた。キャンプイン後は再び真っすぐ中心に磨いていくことになる見込みで、その直前に一通りの球種を確かめた。

 2種類あるスプリットの変化には「久しぶりだったので満足していない。抜け球もあった」と自己評価は辛め。今後は多彩な球種の中で、プロでウイニングショットとなる球を絞っていく考えだ。

 受けた坂本には「自信を持って投げることが大事。弱気にならずにやってくれ」と激励された。ボール自体には「変化球も器用に投げていた。全部、全く違う動きをする」と高評価をもらった。目前に迫ったキャンプで期待の大器がどんな投球を見せるのか。楽しみはふくらむばかりだ。

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2018年1月31日のニュース