NPBがボーク判定基準緩和 「厳しい」監督会議の声受けて

[ 2018年1月31日 05:30 ]

 日本野球機構(NPB)は30日、今季からセットポジションでの静止不十分によるボークの判定基準を緩和すると発表した。25日の12球団監督会議で「日本は基準が厳しい」などの声が出たことを受け、友寄正人審判長は「要望を受けたので、協議していく」としていた。その後の話し合いの結果、緩和することが決定。各球団には伝達済みで、開幕に備えて春季キャンプやオープン戦などで新たな基準を説明する。

 公認野球規則では、投手はセットポジションの際にボールを両手で体の前方に保持し、完全に静止しないで投球した場合はボークになると規定。この判定基準が緩和される。昨季の公式戦でボークは62件あり、そのうち42件がセットポジションの静止不十分だった。外国人投手に多い傾向がある。

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