阪神・大山“宜野座1号” 2年目定位置確保へ「しっかりやる」

[ 2018年1月31日 05:52 ]

屋外フリー打撃で”2018年宜野座1号”を放つ大山
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 阪神・大山が「宜野座1号」を放った。午後から行われた屋外のフリー打撃で打撃回り1組目に配置されると、23スイング目を左翼席へ。先乗り自主トレでチーム初の柵越えは新人だった昨年に続き2年連続で、幸先の良いスタートを切った。

 「今年(屋外フリーは)初めてだったので、これから(状態を)上げて行きたい。しっかりやります」

 フェンスオーバーはこの1本だけでも、合計49スイングのうち大半が逆方向への打球を意識した。「シーズン中からやっていること。良い感じで打てているので継続しつつ、新しい方法も探しながらやりたい」と、手応えと今後の意気込みを口にしていた。

 また、シートノックではただ一人、二塁の守備に就いた。軽快な足、グラブさばきで4球のゴロを無難に処理。その後は併殺練習を繰り返した。

 2年目の今季は二遊間に本格挑戦する。大和が抜けたとはいえ、上本、西岡、北條、糸原、植田と、ライバルを上げればキリがない。「しっかり準備をしていかないといけない。楽しみはない。そんなに甘いものではないと思うので、不安しかないです」。18年猛虎の最激戦区となるであろう定位置争いへ、よりいっそう気を引き締めた。(巻木 周平)

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2018年1月31日のニュース