ソフト明石 行使せず残留「強いチームでやりたい」

[ 2017年11月14日 05:30 ]

国内FA権を行使せず、残留することを表明したソフトバンク・明石      
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 ソフトバンクの明石健志内野手(31)は13日、秋季キャンプ地の宮崎・生目の杜運動公園で、今季取得した国内フリー・エージェント(FA)権を行使せず、残留すると明かした。

 「使わずに残留します。強いチームでやりたい。(今季)完全燃焼できたかといえば、そうではなかった。評価を聞いてみたい気持ちもあったけど(周囲に)いい選手がいれば刺激になる。もっと、ここで頑張れるんじゃないかと思いました」

 今季は開幕こそ右肩痛で出遅れたものの、103試合に出場し、打率・279、1本塁打、23打点。出塁率は・346と1番打者で重用された。内野はどこでも守れるユーティリティープレーヤー。手を挙げれば複数球団の争奪戦になるとみられ、本人も「迷っている」と行使を視野に入れて熟考していた。5月に権利を取得し、翌6月には球団から残留オファーを受けるなど“誠意”も感じて最終的な決断を下した。

 現在は宮崎での秋季キャンプに参加し、つかんだ定位置を盤石のものにしようと汗を流す日々だ。「これで余計なことを考えず、練習に打ち込めますね」。安どの笑みが浮かんでいた。 (福浦 健太郎)

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2017年11月14日のニュース