50戦登板の岩瀬 カムバック賞に喜び NPB特別表彰

[ 2017年11月14日 05:30 ]

8月6日の巨人戦で通算950試合登板の日本新記録を樹立した岩瀬は、ボードを手にしたドアラと笑顔を見せる
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 日本野球機構(NPB)は13日、17年度の特別表彰選手を発表。コミッショナー特別賞にソフトバンクのデニス・サファテ投手(36)、楽天・則本昂大投手(26)、中日・岩瀬仁紀投手(43)の3選手を選出した。岩瀬はセ・リーグのカムバック賞も受賞。セの最優秀監督賞は広島・緒方孝市監督(48)、パ・リーグの最優秀監督賞はソフトバンク・工藤公康監督(54)。パの功労賞は今季限りで現役を引退したロッテ・井口資仁監督(42)が選ばれた。

 自主トレ先の鳥取で一報を受けた岩瀬は、球団を通じ「2年近く何もできなかったので、今年こそはという意気込みでやってきた。1軍で投げることができて良かった」と喜びのコメントを出した。今季は開幕からフル回転し、50試合登板で3勝6敗2セーブ26ホールド。6月には12年ぶりとなる月間MVPを獲得し、8月6日の巨人戦で通算950試合登板に到達し、阪急などで活躍した米田哲也の持つプロ野球最多登板を更新した。14年に左肘を痛め、翌年は1軍登板なし。16年も15試合にとどまったが再び存在感を示し、20年目の来季はコーチ兼任となる。

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2017年11月14日のニュース