西武・野上FA行使 DeNAが阪神・大和と両獲り狙う

[ 2017年11月14日 05:33 ]

西武の野上
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 西武・野上が他球団移籍を視野に国内FA権を行使する意向を球団に伝えた。渡辺久信SDが「複数年(契約)を提示している。迷ったみたいだけど残留を含めて他のチームの話を聞きたいんだと思う」と語った。

 今季は自己最多タイの11勝をマーク。球団は働きぶりを高く評価し、残留交渉で3年契約を提示した。野上もプロ9年間を過ごしたチームに愛着はある。だが、他球団の評価を聞きたい思いもありFA権の行使に踏み切った。西武は宣言残留を認める方針で今後も慰留に努める。

 獲得に乗り出す可能性が高いのはDeNAだ。手薄な右の先発要員は補強の最優先事項。西武同様に3年契約を提示するとみられ、阪神からFA宣言した大和との両獲りをにらむ。

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2017年11月14日のニュース