日体大4強 エース東妻が打者11人から9K

[ 2017年11月14日 05:30 ]

明治神宮野球大会第4日 ( 2017年11月13日    神宮 )

タイブレークの10回2死満塁、九共大・片山を抑えほえる日体大・東妻
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 高校の部で準決勝2試合、大学の部で準々決勝1試合が行われた。大学の部は13年ぶりに出場した日体大(関東5連盟第1)が、九州共立大(九州3連盟)をタイブレーク方式の延長10回の末、7―1で下した。

 日体大の東妻が圧巻の投球だ。今秋の首都大学リーグでノーヒットノーランを達成した来秋ドラフト候補は、1―1の7回から救援。3回2/3を零封した。自己最速にあと1キロに迫る151キロを計測した直球を軸に、打者11人から6者連続を含む9奪三振。当初は14日の準決勝で先発予定だった右腕は、大学初の全国マウンドで躍動し「リミッターを外して全力で投げた。全国大会で投げられるワクワク感があった」と口にした。

 智弁和歌山時代から主に救援を務めていた。1死満塁から始まるタイブレーク方式の延長10回1死満塁では、初戦で大会タイ記録の1試合2本塁打した4番・片山らから連続三振を奪い、「いつも通り腕を振って投げた結果、三振が取れた」と笑顔だった。(東尾 洋樹)

 ▼九州共立大・片山(1大会最多本塁打記録3にあと1に迫っていたが無安打)全国の壁は厚かった。日体大の投手は想像以上に切れが凄かった。

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2017年11月14日のニュース