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広島ドラ3ケムナ、中崎と“宮崎日南リレー”熱望

父・ブルースさん(右)と母・陽子さん(左)と握手するケムナ
Photo By スポニチ

 広島からドラフト3位指名された日本文理大のケムナ・ブラッド・誠投手(22)が13日、大分県内の同大で入団交渉に臨み、契約金5000万円、年俸700万円(金額は推定)で合意した。背番号は未定。宮崎・日南高出身の最速151キロ右腕は、日南学園OBの中崎との“日南リレー”を熱望した。

 目をキラキラと輝かせた。ケムナは目指したい投手を問われると、迷わず中崎の名前を口にした。母校の所在地はともに日南市。直線距離で3キロという“お隣さん同士”によるリレーを熱望した。

 「日南にゆかりのある選手同士でつなぐことをやってみたい」

 ケムナが在籍した日南高と、中崎の母校・日南学園とは頻繁に練習試合を行う間柄。中崎とは3学年違うために対戦経験はないが、当時からその圧倒的な存在感に刺激を受けていた。来季からはチームメート。今季終盤に守護神を務めた右腕との会話が、今から楽しみでならない。

 「盗めるものがあれば盗みたい。9回の緊迫した状況で堂々と投げているのは、メンタルが強いからだと思うので、そこを学びたい。技術的にも、球の出し入れがうまいと思うので聞いてみたい」

 チームの勝敗を一身に背負うポジションは、強じんな肉体とメンタルがなければ務まらない。吸収すべきことは、いくらでもある。憧れの存在に一歩でも近づくべく、質問攻めも辞さない構えだ。

 ケムナは1メートル92の長身から繰り出される角度のある直球と、大きく縦に割れるカーブが武器。ほかにもスライダー、カットボール、チェンジアップを操る。中崎の決め球は、スライダー。「まず真っすぐとカーブをしっかり鍛えてから、スライダーを教わりたい」。持ち球の精度向上にも余念がない。

 味わったばかりの悔しさも、成長の糧とする。1日にあった「九州大学野球選手権」の決勝トーナメント準決勝の九産大戦。明治神宮大会出場へつながる大一番で、1―1の9回1死三塁から登板も、決勝の捕逸を招いて敗れた。「力んで制球が乱れて、チームに迷惑をかけてしまった。申し訳ない気持ちでいっぱい」。仲間の思いも背負いながら、プロでの道を切り開く。

 担当の田村恵スカウトは「未完成な部分が多いけど、大きなエンジンを生かしてくれれば、今までにいないような凄い投手になる素質はある」と期待した。投手を始めたのは、高2夏から。伸びしろは計り知れない。(柳澤 元紀) 

[ 2017年11月14日 05:38 ]

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