金本監督、リクエストは「使いどころ大事」「1度失敗した時が一番怖い」

[ 2017年11月14日 05:55 ]

円陣を組み、ナインと話す金本監督(右から2人目)
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 日本野球機構(NPB)の理事会と実行委員会が13日、都内で行われ、来季から日本版のチャレンジ制度である「リクエスト」の導入が正式に決定した。これまでは審判員が必要と判断した場合にのみ行われていたリプレー検証を、異議がある際に監督が要求することが可能になる。

 リクエスト制度の導入が決まり、各球団の監督はさまざまな反応を見せた。楽天・梨田監督は「リクエスト?涙の?」とチェッカーズの往年のヒット曲を引き合いに出して笑いを誘い、その上で「有効に使っていくしかない」と話した。ロッテ・井口監督は「映像でアウト、セーフを見極められるのはいいこと」と歓迎した。

 すでに導入に関しては12球団の監督に通達済みで、NPBは来年1月下旬の監督会議で運用面などを再度、詳しく説明する予定だ。「使いどころが一番大事。多少の駆け引きというか、計算はいる。(リクエストを)出すタイミングな。1度失敗した時が一番怖い」と話したのは阪神・金本監督。NPB関係者は「どこで行使するかも監督の腕の見せどころになる」としている。

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2017年11月14日のニュース