マー君、4年連続2桁勝利 節目メジャー100登板を白星で飾る

[ 2017年8月28日 05:08 ]

マリナーズ戦に先発したヤンキースの田中(AP)
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 米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(28)が27日(日本時間28日)、ニューヨークでのマリナーズ戦に先発。メジャー移籍後100試合目となる節目の登板で7回99球を投げ、6安打1失点10奪三振と好投し10勝目(10敗)。日本人投手初となるデビューから4年連続の2桁勝利を達成した。ヤンキースは10―1で勝った。

 22日(同23日)のタイガース戦以来、中4日での先発マウンドとなった田中。初回に1死から3連打を浴び1点を失ったが、続く1死二、三塁のピンチは抑え、最少失点で切り抜けた。すると、直後の裏の攻撃で味方が一挙6得点を奪い逆転した。

 大量援護に恵まれ、2回以降はテンポの良い投球。走者を出しながらもマリナーズに追加点を許さず、7回まで毎回の10奪三振。今季4度目の2桁奪三振を記録し、メジャー通算600三振にも到達した。

 10勝目を挙げた田中はメジャーに移籍した14年に13勝(5敗)、15年は12勝(7敗)、16年は14勝(4敗)を挙げており、デビューから4年連続で2桁勝利を達成。野茂、ダルビッシュの3年連続を更新し日本人投手の新記録となった。また楽天時代を含めると09年から9年連続で2桁勝利している。

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