藤浪 27日巨人戦先発へ 2軍戦で1回零封、掛布監督が明言

[ 2017年8月25日 08:08 ]

ウエスタン・リーグ   阪神4―3ソフトバンク ( 2017年8月24日    鳴尾浜 )

<神・ソ>1回無失点に抑えた藤浪
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 阪神・藤浪晋太郎投手(23)が27日の巨人戦で先発することが決定的になった。17日に登録を外れてから2度目の登板だった24日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦では先発して1回1安打無失点。掛布2軍監督が「巨人戦で投げる予定」と明言し、25日からの1軍合流が決まった。

 1回限定は予定通りだった。先頭打者の城所は2球連続のカットボールで追い込み、最後は外角直球で見逃し三振。「特に何をしてくれと太一さん(岡崎)に言っていたわけではないが、そういうリードだった。しっかりカウントを取れた」。最後の決め球が最速156キロを計測した。川瀬の右前打などで背負った2死二塁ではワンバウンド投球を素早く処理した捕手・岡崎が飛び出した二塁走者を刺し、結果的に打者3人で終わらせた。

 「前回登板の方がボールのタッチの感覚は良かったけど、結果として良かった」

 抜け球も少なく、掛布2軍監督にも「バランス良く投げていた。叩くか叩かれるかの勝負。今日みたいな投球をすれば、打たれるものも打たれない」と背中を押された。2被弾を含む2回4失点だった前回22日の同戦と合わせて2度の調整登板を終え、掛布2軍監督ら2軍首脳陣にあいさつも済ませた。

 「しっかり準備はできました。準備したことを出せるようにしたい」。約2カ月半ぶりに復帰した16日の広島戦は7四死球の乱調で4回2/33失点。最短10日間の再調整で戻る1軍でどんな姿を見せるのか。注目が集まる。(久林 幸平)

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2017年8月25日のニュース