延長五十回死闘きっかけで入学 中京学院大中京・佐伯 三塁踏ませず

[ 2017年8月25日 05:30 ]

第62回全国高校軟式野球選手権大会1回戦   中京学院大中京2―0文徳 ( 2017年8月24日    明石トーカロ )

 開幕し、1回戦4試合が行われた。3年ぶりの優勝を目指す中京学院大中京(東海・岐阜)や仙台商(南東北・宮城)、富山商(北信越)、登別明日中教校(北海道)が準々決勝に勝ち進んだ。16校が参加し、29日に決勝が行われる。

 中京学院大中京の2年生、佐伯が被安打3で完封し、相手投手の暴投から挙げたリードを生かした。威力のある直球とスライダーを有効に使い、三塁を踏ませない快投に「気持ち良く投げられた。ストレートが生きていて、持ち味を発揮できた」と汗を拭った。

 準決勝で延長五十回の死闘を制し、優勝した2014年以来の白星となった。その戦いぶりが入学するきっかけになったという背番号1は「目標は日本一。バックを信じて、できることを精いっぱいやっていく」と力強く話した。

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2017年8月25日のニュース