V打の阿部 同点弾の宇佐見に「小林を抜くつもりで頑張って」

[ 2017年8月25日 21:32 ]

セ・リーグ   巨人6―3阪神 ( 2017年8月25日    東京ドーム )

<巨・神>尊敬する阿部(左)とお立ち台に上がりポーズを決める宇佐見
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 巨人・宇佐見真吾捕手(24)が値千金の同点弾で、チームに逆転勝ちをもたらした。

 2点を追う5回、無死一塁で青柳から右越えに同点の2号2ラン。この回、一挙5点の猛攻を引き出した。お立ち台で宇佐見は「何とか次につなげたらいいと思って打席に入ったんですけど、ホームランになってくれて良かったです。いい感じに飛んでくれた」と振り返った。

 ラッキーボーイだ。2年目で1軍初昇格し、8日の阪神戦でプロ初打席初安打を放つと、18日のDeNA戦ではプロ初本塁打がサヨナラ弾。この日、「8番・捕手」で初のスタメン出場を果たし、第2打席で結果を出した。「(初スタメンは)凄い緊張しましたけど、阿部さんや相川さんから“緊張ずっとしとけ”と言われて。その中でずっとできて良かったです」と声を弾ませた。

 決勝の勝ち越し打を放った阿部には「まだまだチャンスはある。小林を抜くつもりで頑張ってもらいたい」と、一緒に上がったお立ち台で激励された。正捕手・小林とのポジション争いがチームの底上げにつながりそうだ。

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