巨人ミスミス9度目零敗…クルーズ悔やむ「判断間違った」

[ 2016年9月1日 05:30 ]

<巨・ヤ>ベンチの高橋監督

セ・リーグ 巨人0-4ヤクルト

(8月31日 富山)
 後味の悪い敗戦だった。7月28日以来約1カ月ぶり、今季9度目の零敗。巨人・高橋監督は相手の策にはまった失点を悔やんだ。「こちらのミスを誘ってきたプレーで、ミスをしてしまった。ホーム優先のプレーですからね」。0―1の4回だ。2死一、三塁で打者は投手の小川。1ボール2ストライクからの4球目を前に一塁走者の西田がスタートした。けん制からの挟殺プレーで二塁手のクルーズが西田を追い込む間に、三塁走者の生還を許した。「結果的に判断を間違った」とクルーズ。日本シリーズ進出へ短期決戦のCSも見据えた上でも、ほころびは少なくする必要がある。

 高橋監督は「気持ちは同じで戦っていかなくちゃいけない。そこは変わらない」と最終盤の9月へ気持ちを引き締めた。(春川 英樹)

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2016年9月1日のニュース