イチロー 快音&好守もチームは5連敗 指揮官「短期間で流れ変える」

[ 2016年9月1日 13:50 ]

<メッツ・マーリンズ>2回、二塁ベース上でマーリンズのイチロー(右)はメッツのカブレラと話す (AP)

ナ・リーグ マーリンズ2―5メッツ

(8月31日 ニューヨーク)
 マーリンズは同地区のメッツに競り負けて今季初の5連敗。ワイルドカード争いでも2位のカージナルスに3・5ゲーム差と水をあけられ、5位と苦しくなってきた。

 イチローは「6番・右翼」で先発出場。2回の第1打席で右前打を放つと、守備では5回にフェンス際でタイミング良くジャンプし、大飛球をキャッチ。この好捕は中堅に就いてのものだったが、先発の中堅・オズナが負傷で交代したことにより、4回からシフトが変更されていたのだ。

 オズナは3回の守備でダイビングキャッチを試みた際、左手首を痛めて途中交代。本人は「骨は折れていないし、X線検査でも問題なかった。今後の出場はその日の状態を見て決めることになるけれど、できるだけ早く戦列に復帰したいね」と試合後に話した。

 マッティングリー監督も「オズナの負傷は捻挫。数日で復帰できるものと考えている」と楽観的。しかし、チームの現状はそうもいかない。8月は大きく負け越して10勝18敗で終了。プレーオフ進出に向け、最終盤の9月は負けられない戦いが続く。それでも、指揮官は最後にこう語った。「8月は良くなかったし、現在もチームの調子は芳しくない。でも、短期間で流れを変えることができるさ」。

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