イチロー 最年長対決で快音 コローンから右前打、チームは今季初5連敗

[ 2016年9月1日 10:56 ]

マーリンズのイチロー (AP)

ナ・リーグ マーリンズ2―5メッツ

(8月31日 ニューヨーク)
 マーリンズのイチロー外野手(42)は8月31日(日本時間9月1日)のメッツ戦に「6番・右翼」で先発出場し、4打数1安打だった。

 イチローはメッツの先発、43歳のコローンにこれまで106打数29安打、打率2割7分4厘。メジャー最年長野手と最年長投手の対決となったが、第1打席はイチローに軍配。イニングの先頭打者として登場した2回、7球目のツーシームをしっかりと捉え、右前へと運んだ。

 イチローはその後、コローンのけん制悪送球で二塁に進塁すると、さらにリアルミュートのゴロを三塁・レイエスが一塁へ悪送球。この間に二塁から一気に先制のホームを踏んだ。

 4回の第2打席は三飛。シフトの変更があり、直後の守備から中堅に就いたイチローは5回に好捕。1死一塁の場面でグランダーソンが放った大飛球をフェンス際でタイミング良くジャンプし、グラブに収めた。6回の第3打席は一飛。9回の第4打席は守護神ファミリアの前に二ゴロに倒れた。

 試合はマーリンズが2―5で敗れ、今季初の5連敗。2―2の同点で迎えた8回、この回からマウンドに上がった4番手・ラモスが2死満塁のピンチを迎えると、ジョンソンに右翼線へ走者一掃の3点適時二塁打を浴びた。

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