ソフトB快勝で交流戦首位浮上、楽天オコエがV犠飛 中日5割復帰

[ 2016年6月9日 22:00 ]

<楽・ヤ>5回無死一、三塁、オコエが勝ち越しの右犠飛を放つ

 プロ野球は9日、交流戦のナイター6試合が行われた。

 パ・リーグ首位のソフトバンクはDeNAと対戦、1点先制された初回に柳田と内川の適時打で逆転し、3回には柳田の10号ソロ、4回には松田の13号ソロでリードを広げて押し切った。先発中田は5回1失点にまとめて2勝目を挙げ、チームは交流戦首位に立った。DeNAは先発井納が初回から連打を浴びて逆転を許し3連敗を喫した。

 セ・リーグ首位の広島は日本ハム先発のバースから2回に鈴木の2点適時打、8回には丸の適時二塁打などで2点を入れリードを広げ快勝した。先発野村は6回無失点でリーグトップの7勝目を挙げた。日本ハムは西川の4号ソロなどで2点返したが及ばなかった。大谷の連続試合安打は17で止まった。

 西武は交流戦首位の巨人に3点リードされたが、6回に栗山の適時二塁打などで2点を返し、7回には金子侑の適時三塁打、秋山の適時二塁打で逆転するとメヒアの両リーグ1番乗りとなる20号3ランで突き放した。投げては先発バンヘッケンが6回3失点、2番手の牧田が1回無失点で6勝目を挙げた。巨人は救援の山口が乱れた。

 中日は初回、オリックス先発の金子からビシエドの16号2ランで先制すると1点差に迫られた4回にはナニータの5号ソロ、堂上の適時二塁打などで4点を加えるなどして快勝した。先発バルデスは8回途中3失点で今季2勝目、チームは今季交流戦初の勝ち越しで5割復帰。オリックスは金子がゲームを作れなかった。

 ロッテは初回に阪神先発の藤浪を攻め、暴投と角中の適時打で先制し2回には田村、加藤の連続適時打で加点、さらに5回には高浜の3号ソロでリードを広げて3連勝を飾った。先発二木は6回2失点で4勝目。阪神は先発藤浪が初回から崩れ4連敗で今季ワーストの借金3。

 楽天はヤクルトに1点リードされた5回に足立の適時打とオコエの犠飛で逆転すると6回には内田の適時打でリードを広げて競り勝った。先発美馬は6回途中1失点で5勝目。ヤクルトは先制したものの打線がつながらず、9回に1点差に迫ったが及ばなかった。

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