ダルビッシュ 右腕を気にするしぐさ 5回1失点で降板、勝敗つかず

[ 2016年6月9日 09:32 ]

<レンジャーズ・アストロズ>レンジャーズの先発・ダルビッシュ (AP)

ア・リーグ レンジャーズ1―3アストロズ

(6月8日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュ有投手(29)が8日のアストロズ戦に先発。試合開始直後に先頭打者本塁打を浴び、5回3安打1失点で降板した。球数は76球。打線が3回に1点を奪い、勝ち負けはつかなかった。また、5回途中には右腕を気にするしぐさを見せ、トレーナーと投手コーチがマウンドへ向かう場面もあった。チームは1―3で敗れた。

 アストロズには2013年に9回2死まで完全試合という好投を演じたダルビッシュ。しかし、初回に先頭打者のスプリンガーに左越えソロを浴びると、3回、4回も得点圏に走者を抱える苦しい投球。味方の攻守で失点こそなかったが、これまでの復帰2試合は勝手が違った。

 5回、スローカーブでスプリンガーの空振りの三振に切って取ると、右腕を気にする動き。直後に、トレーナーと投手コーチがマウンドに赴いたが、投球を続行。しかし、この回を投げ終わると、ベンチ裏へと消え、バニスター監督は6回から2番手・トールソンをがマウンドに上がった。三振は毎回の7つを奪ったが、四球も4つ与えるなど不本意な投球だった。

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2016年6月9日のニュース